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2009/03/02.Mon

ローマ亡き後の地中海世界 塩野七生

 上下2冊。
 時代と舞台は7世紀から16世紀の西地中海。
 イスラム帝国によって支配された地中海の南岸(北アフリカ)と、地中海の北側にあるキリスト教諸国の対峙について取り上げられています。

ローマ亡き後の地中海世界(上)ローマ亡き後の地中海世界(上)
(2008/12/20)
塩野七生

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 上巻は7世紀から13世紀。前半はイスラム帝国が推奨した北アフリカの海賊たちが、どのようにキリスト教諸国を荒らしまわったのか、キリスト教諸国はそれにどう対応したのか(しなかったのか)、について書かれています。後半は、キリスト教世界の反撃でもある十字軍と、海賊たちによってさらわれ、奴隷にされた人々を救うために設立された救出修道会、救出騎士団の物語。

ローマ亡き後の地中海世界 下ローマ亡き後の地中海世界 下
(2009/01)
塩野 七生

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 下巻はコンスタンティノープルを陥落させたマホメッド2世から始まって、イスラム、キリスト教世界の国々や権力者たち、その部下である提督や海賊たちが様々なタレントが彩った、主に16世紀の戦争(海戦)、政治の物語。

 上下巻ともに心の機微や感情、感動といったものは絶無、主人公、登場人物が活躍する、いわゆる歴史小説とはちょっと違い、では学術書か?と尋ねられれば首をかしげる内容で、「歴史」自身の物語が著者独特の大局的で冷静な筆致によって書かれています。

 ワタクシは海賊や傭兵に興味もあり、とても面白く読み通しました。(特に下巻)
 アニメやマンガのように美化(?)されてないアウトローの連中、平和な時代の平和な国に住んでいるからなのでしょうが、男ならつい憧れてしまうような気持ちってありますよね。
 もしこの時代、この場所に生まれていたら……、たぶん、海賊に襲われて殺されるか、海賊の下っ端になって、どっかで水漬く屍にでもなっていることでしょう。

 いや、今の日本に生まれてよかった、かなあ。

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読書 | Comments(3) | Trackback(0)
Comment
海賊ゲームっていうのがあってですね
私掠海賊とか海賊の船上は純然たる世界初の民主主義という、、
古代の帆船や櫂船の海賊船にはロマンを感じるけれど、現代のカラシニコフやRPGをぶっぱなす海賊業にはロマンは感じられませんねv-40

ところで大航海時代オンラインって知ってます?
海賊という職業もできるオンラインゲームがあるんですよ。
略奪、収奪、大規模海戦、歴史マニアにはロマンがいっぱいのゲームです。
トライアルは無料だからお試しあれ。
>
大航海時代! 知ってます!
実はこの本の感想を書いてる途中、名作「大航海時代2」について熱く語ってしまい、文章をバッサリ削ってたりします。
オンラインはβのときからとても興味があったのですが、マシンのスペック上断念せざるを得ませんでした。
ワタクシの部屋には今でも大昔のパソコンが設置してあって「1」と「2」はすぐにできます。
「3」「4」やってなかったけど、ダウンロード販売してるし、やろうかなあ。
やはり好きそう(笑
おおー、1,2があるなんて通ですね(笑
DOL(大航海時代オンライン)は
もうさすがに全然やってないのだけれど、
アカウントは残ってるんですよね。
DOLはほぼ世界の海はつながったのですが、
黄金の国ジパング待ちです。
ちなみに私はもちろん海賊v-40です。
商船を襲って収奪するときや、討伐部隊に追いかけまわされるドキドキ感とかあのゲームは独特かも。
DOLはイスラムに関してもいっぱいエピソードありましたよ。

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